一般社団法人日本救急医療教育機構

看護師特定行為研修

指定研修機関申請中

特定行為に係る看護師の研修制度の概要

制度の趣旨

2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助(例えば脱水時の点滴(脱水の程度の判断と輸液による補正)など)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的です。

(出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/

seisakunitsuite/bunya/0000070423.html)

特定看護師

特定行為に係る看護師の研修制度の概要

特定行為研修とは

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修であって、特定行為区分ごとに特定行為研修の基準に適合するものであること。

研修受講前

医師

 ▶

Aさんを診察後、脱水症状があれば連絡をするように看護師に指示

看護師

  ▶

Aさんを観察し脱水の可能性を疑う

看護師

  ▶

医師にAさんの状態を報告

医師

 ▶

医師から看護師に点滴を実施するよう指示

看護師

  ▶

点滴を実施

看護師

  ▶

医師に結果を報告

研修受講後

医師▶

Aさんを診察後、手順書により脱水症状があれば点滴を実施するように看護師に指示

看護師

Aさんを観察し脱水の可能性を疑う

手順書に示された病状の範囲内 手順書によりタイムリーに点滴を実施医師に結果を報告

病状の範囲外   医師に報告

「特定行為に係る看護師の研修制度」は、保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、2015年10月から開始されています。
手順書により特定行為を行う場合は、本研修の受講が必要となります。

手順書は、医師又は歯科医師が看護師に診療の補助を行わせるために、その指示として作成する文書であって、「看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲」、「診療の補助の内容」等が定められているものです。

具体的に、手順書の記載事項としては、以下の事項となります。

1.看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲

2.診療の補助の内容

3.当該手順書に係る特定行為の対象となる患者

4.特定行為を行うときに確認すべき事項

5.医療の安全を確保するために医師又は歯科医師との連絡が必要となった場合の連絡体制

6.特定行為を行った後の医師又は歯科医師に対する報告の方法

なお、「3.当該手順書に係る特定行為の対象となる患者」とは、その手順書を適用する患者の状態を指し、患者は、医師又は歯科医師が手順書により指示を行う時点において特定されている必要があります。

手順書の具体的な内容については、1.~6.の手順書の記載事項に沿って、各医療現場において、必要に応じて看護師等と連携し、医師又は歯科医師があらかじめ作成することになっています。

また、各医療現場の判断で、記載事項以外の事項やその具体的内容を追加することもできます。

特定看護師を取得するには

指定研修機関で研修を受ける必要があります

特定行為研修

特定行為研修には『共通科目』『区分別科目』の研修が必要です。

 

共通科目は必須です。

区分別科目は1区分から取得できます。

 

区分別科目は21区分あります。

特定行為は38行為あります。

 

区分別科目毎に行為数は異なります。

『共通科目』 250時間

看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、 思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、 全ての特定行為区分に共通するもの の向上を図るための研修

+

『区分別科目』5時間~34時間

看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、 特定行為区分に異なるもの の向上を図るための研修

『共通科目』 250時間

臨床病態生理学

30時間

臨床推論

45時間

フィジカルアセスメント

45時間

臨床薬理学

45時間

医療安全学特定行為実践

45時間

+

『区分別科目』5時間~34時間

区分別科目講習

区分別科目演習

OSCE評価

筆記試験

区分別科目臨床実習

(各区分別科目5症例必要)

自施設で実習が行えます。

研修者の勤務施設で臨床実習を行います。
研修期間は約半年から1年間です。
勤務先施設で臨床実習

「実習協力施設」として申請することにより、臨床実習は、受講者の勤務施設等で実施することができます。

実習は指導医の指導の下、各区分別科目行為に対して最低5症例の経験が必要。

区分別科目の研修人数は、年間症例数よって決まります。

区分別科目演習、実習、OSCE評価、筆記試験まで当機構が担当します。終了まで当機構指導者がサポートいたします。

2023年度研修生募集

4区分 7行為

指定研修機関申請中

15

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 (16時間)

  • 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
  • 脱水症状に対する輸液による補正

必要症例数 10症例

16

感染に係る薬剤投与関連 (29時間)

  • 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与

必要症例数 5症例

17

血糖コントロールに係る薬剤投与関連(16時間)

  • インスリンの投与量の調整

必要症例数 5症例

20

精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 (32時間)

  • 抗けいれん剤の臨時の投与
  • 抗精神病薬の臨時の投与
  • 抗不安薬の臨時の投与
必要症例数 15症例

Nurse Practitioner support

診療看護師がサポートします

実習協力施設申請

日本救急医療教育機構が

申請を行います

特定行為区分の名称 特定行為

21区分の名称と各行為 / 概要

① 呼吸器(気道確保に係るもの)関連  (9時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸音、一回換気量、胸郭の上がり等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)、レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、適切な部位に位置するように、経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの深さの調整を行う。

② 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連  (29時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(人工呼吸器との同調、一回換気量、意識レベル等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、酸素濃度や換気様式、呼吸回数、一回換気量等の人工呼吸器の設定条件を変更する。
医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、気道の分泌物の量、努力呼吸の有無、意識レベル等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)の設定条件を変更する。
医師の指示の下、手順書により、身体所見(睡眠や覚醒のリズム、呼吸状態、人工呼吸器との同調等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、鎮静薬の投与量の調整を行う。
医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、一回換気量、努力呼吸の有無、意識レベル等)、検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)及び血行動態等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、人工呼吸器からの離脱(ウィーニング)を行う。

③ 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 (8時間)

医師の指示の下、手順書により、気管カニューレの状態(カニューレ内の分泌物の貯留、内腔の狭窄の有無等)、身体所見(呼吸状態等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、留置されている気管カニューレの交換を行う。

④ 循環器関連  (20時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、自脈とペーシングとの調和、動悸の有無、めまい、呼吸困難感等)及び検査結果(心電図モニタ ー所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、ペースメーカの操作及び管理を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(挿入部の状態、末梢冷感の有無、尿量等)、血行動態(収縮期圧、肺動脈 楔 入圧(PCWP)、心係数(CI)、混合静脈血酸素 飽和度(SvO※)、中心静脈圧(CVP)等)及び検査結果(活性化凝固時間(ACT)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的心肺補助装置(PCPS)の操作及び管理を行う。 ※:「v」 の上に 「-」 がつく
医師の指示の下、手順書により、身体所見(挿入部の状態、末梢冷感の有無、尿量等)、血行動態(収縮期圧、肺動脈楔入圧(PCWP)、心係数(CI)、混合静脈血酸素 飽和度(SvO※)、中心静脈圧(CVP)等)及び検査結果(活性化凝固時間(ACT)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的心肺補助装置(PCPS)の操作及び管理を行う。 ※:「v」 の上に 「-」 がつく
医師の指示の下、手順書により、身体所見(胸部症状、呼吸困難感の有無、尿量等)及び血行動態(血圧、肺動脈 楔 入圧(PCWP)、混合静脈血酸素飽和度(SvO※)、心係数(CI)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、大動脈内バルーンパンピング(IABP)離脱のための補助の頻度の調整を行う。※:「v」 の上に 「-」 がつく

⑤ 心嚢ドレーン管理関連  (8時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、挿入部の状態、心タンポナーデ症状の有無等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、手術後の出血等の確認や液体等の貯留を予防するために挿入されている状況又は患者の病態が長期にわたって管理され安定している状況において、心嚢部へ挿入・留置されているドレーンを抜去する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。

⑥ 胸腔ドレーン管理関連  (13時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、エアリークの有無、排液の性状や量等)及び検査結果(レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、吸引圧の設定及びその変更を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、エアリークの有無、排液の性状や量、挿入部の状態等)及び検査結果(レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、手術後の出血等の確認や液体等の貯留を予防するために挿入されている状況又は患者の病態が長期にわたって管理され安定している状況において、胸腔内に挿入・留置されているドレーンを、患者の呼吸を誘導しながら抜去する。抜去部は、縫合又は結紮閉鎖する。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。

⑦ 腹腔ドレーン管理関連  (8時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、腹痛の程度、挿入部の状態等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、腹腔内に挿入・留置されているドレーン又は穿刺針を抜去する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。

⑧ ろう孔管理関連  (22時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、膀胱ろうカテーテルの交換を行う。

⑨ 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連  (7時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の有無、食事摂取量等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、中心静脈に挿入されているカテーテルを引き抜き、止血するとともに、全長が抜去されたことを確認する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。

⑩ 栄養に係るカテーテル管理 (末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連  (8時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(末梢血管の状態に基づく末梢静脈点滴実施の困難さ、食事摂取量等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、超音波検査において穿刺静脈を選択し、経皮的に肘静脈又は上腕静脈を穿刺し、末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)を挿入する。

⑪ 創傷管理関連  (34時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(血流のない壊死組織の範囲、肉芽の形成状態、膿や滲出液の有無、褥瘡部周囲の皮膚の発赤の程度、感染徴候の有無等)、検査結果及び使用中の薬剤等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、鎮痛が担保された状況において、血流のない遊離した壊死組織を滅菌ハサミ( 剪刀 )、滅菌 鑷子 等で取り除き、創洗浄、注射針を用いた 穿 刺による排膿等を行う。出血があった場合は圧迫止血や双極性凝固器による止血処置を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(創部の深さ、創部の分泌物、壊死組織の有無、発赤、腫脹、 疼 痛等)、血液検査結果及び使用中の薬剤等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、創面全体を被覆剤で密封し、ドレナージ管を接続し吸引装置の陰圧の設定、モード(連続、間欠吸引)選択を行う。

⑫ 創部ドレーン管理関連  (5時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、挿入部の状態、発熱の有無等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、創部に挿入・留置されているドレーンを抜去する。抜去部は開放、ガーゼドレナージ又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。

⑬ 動脈血液ガス分析関連  (13時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、努力呼吸の有無等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的に橈骨動脈、上腕動脈、大腿動脈等を穿刺し、動脈血を採取した後、針を抜き圧迫止血を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、努力呼吸の有無、チアノーゼ等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的に橈骨動脈から穿刺し、内套針に動脈血の逆流を確認後に針を進め、最終的に外套のカニューレのみを動脈内に押し進め留置する。

⑭ 透析管理関連  (11時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、体重の変化、心電図モニター所見等)、検査結果(動脈血液ガス分析、血中尿素窒素(BUN)、カリウム値等)及び循環動態等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過装置の操作及び管理を行う。

⑮ 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連  (16時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、栄養状態等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、皮膚の乾燥の程度、排尿回数、発熱の有無、口渇や倦怠感の程度等)及び検査結果(電解質等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、輸液による補正を行う。

⑯ 感染に係る薬剤投与関連  (29時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(尿混濁の有無、発熱の程度等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、感染徴候時の薬剤を投与する。

⑰ 血糖コントロールに係る薬剤投与関  (16時間)

医師の指示の下、手順書(スライディングスケールは除く)により、身体所見(口渇、冷汗の程度、食事摂取量等)及び検査結果(血糖値等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、インスリンの投与量の調整を行う。

⑱ 術後疼痛管理関連  (8時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(疼痛の程度、嘔気や呼吸困難感の有無、血圧等)、術後経過(安静度の拡大等)及び検査結果等が 医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整を行う(患者自己調節鎮痛法(PCA)を除く)。

⑲ 循環動態に係る薬剤投与関連  (28時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(動悸の有無、尿量、血圧等)、血行動態及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中のカテコラミン(注射薬)の投与量の調整を行 う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(動悸の有無、尿量、血圧等)、血行動態及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中のカテコラミン(注射薬)の投与量の調整を行 う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(意識レベル、尿量の変化、血圧等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の降圧剤(注射薬)の投与量の調整を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、栄養状態、尿量、水分摂取量、不感蒸泄等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の糖質輸液、電解質輸液の投与量の調整を行う。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(口渇、血圧、尿量、水分摂取量、不感蒸泄等)及び検査結果(電解質等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の利尿剤(注射薬)の投与量の調整を行う。

⑳ 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連  (32時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の程度、頭痛や嘔吐の有無、発作の様子等)及び既往の有無等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗けいれん剤を投与する。

医師の指示の下、手順書により、身体所見(不安の程度や継続時間等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗不安薬を投与する

医師の指示の下、手順書により、身体所見(不安の程度や継続時間等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗不安薬を投与する。

㉑ 皮膚損傷に係る薬剤投与関連  (17時間)

医師の指示の下、手順書により、身体所見(穿刺部位の皮膚の発赤や腫脹の程度、疼痛の有無等)及び漏出した薬剤の量等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、副腎皮質ステロイド薬(注射薬)の局所注射及び投与量の調整を行う

領域別パッケージ研修

在宅・慢性期領域(4区分4行為) 61時間

〇 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換

ⅹ 膀胱ろうカテーテルの交換

 

は研修を実施しないため取得できません

〇  褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去

創傷に対する陰圧閉鎖療法

 

は研修を実施しないため取得できません

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整

脱水症状に対する輸液による補正

 

は研修を実施しないため取得できません

外科術後病棟管理領域(12区分15行為)119時間

経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整

侵襲的陽圧換気の設定の変更

非侵襲的陽圧換気の設定の変更

人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整

人工呼吸器からの離脱

 

 

は研修を実施しないため取得できません

低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更
胸腔ドレーンの抜去

腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む。)

創部ドレーンの抜去

直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保

 

は研修を実施しないため取得できません

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

 

は研修を実施しないため取得できません

硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整

持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整

持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整

 

は研修を実施しないため取得できません

術中麻酔管理領域(6区分6行為)70時間

経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整

侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱

 

は研修を実施しないため取得できません

直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保コンテンツを切り替え

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

 

は研修を実施しないため取得できません

硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整

持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整

 

は研修を実施しないため取得できません

救急領域(5区分10行為) 82時間

経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整

侵襲的陽圧換気の設定の変更

非侵襲的陽圧換気の設定の変更

人工呼吸管理がなされている者に対する

人工呼吸器からの離脱

直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保コンテンツを切り替え

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

 

は研修を実施しないため取得できません

抗けいれん剤の臨時の投与
抗精神病薬の臨時の投与
抗不安薬の臨時の投与

 

は研修を実施しないため取得できません

外科系基本領域(7区分7行為)95時間

経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整

侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱

 

は研修を実施しないため取得できません

創部ドレーンの抜去

直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保コンテンツを切り替え

 

は研修を実施しないため取得できません

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

 

は研修を実施しないため取得できません

感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与

硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整

集中治療領域(6区分10行為)76時間

経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整

侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱

 

は研修を実施しないため取得できません

一時的ペースメーカの操作及び管理
一時的ペースメーカリードの抜去
経皮的心肺補助装置の操作及び管理
大動脈内バルーンパンピングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整

 

は研修を実施しないため取得できません

直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保コンテンツを切り替え

 

は研修を実施しないため取得できません

持続持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整

 

は研修を実施しないため取得できません

お問合せ

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